6.10.2014


6月、ある平日の都内某所の街角
ランチタイム(11時〜14時くらい)の
ランチPRのための
A看板とイーゼル看板を中心に見て
私なりの考察を入れています。



文字だけのPOPでどこまで読ませられるかです
色合いでは分けていますが、もう少し書く事を
絞って、写真などの絵的要素で説明してもいいかも
しれません。








囲ったりイラストいれたり
メリハリが付くといいですね。
そして一例でもメニューと価格が入っていると
さらにいいと思います。









細かいメニューまで見るかどうかですが、
価格帯がある程度わかり、店に入れば
何かいろいろ注文できると思うのでしょう。














昼のメニューは大きい写真が入った
イチオシのメニュー一つ
インパクトのあるものが入っています。


今週のランチという形で3つくらいピックアップして
冷麺の2つだけの写真もインパクトあります。






















「揚げたててで作ります」の一言が入っているのに
惹かれますね。























色使いは工夫しているようですが、
少し詰まりすぎているので、もう少し
間あけて、書く事をしぼるといいかも
しれません。











見たらだいたいイメージができるお刺身の
鮮やかな色が目を引きます。
海鮮丼のメニューが豊富であるというのも
伝わってきます。
こういう際の写真は、枠に対して器の大きさが
同じようになるように配置するのがポイントです。
このルールに従っています。











メニューが豊富であることは伝わってきます。
ですが、選択しやすいかどうか、となるとどうでしょうか。
左側のが大きくポイントとなっているので、
右側も2〜3メニューくらい中くらいの
大きさのをピックアップして
配置してもいいかなと思いました。








ランチは690円の1点を1枚のA看板で
特にアピールしています。値段からもインパクトあります。
ひきつける力は十分にありますね。








































通行方向のA看板はやはり目を引きます。
看板が特にカラフルで美しい物です。
進行方向のA看板は是非おいてほしいとクライアント様にも
申し上げてます。そして店頭正面のものとも連動させてほしいと。




















低いA看板で少し目立たないですが、常連さんにはランチ
実施中ということがわかるという形だと思います。
新規客様にアピールできるかどうかは検討の余地もあります。











大手チェーンですが、ランチは4点くらいにしぼって
勧めています。(開店直前でした)












見にくいですが、小さいイーゼルに
700円〜くらいの魚定食のメニューでした。
何の店かわかると和食ですし、それもいいのだと思います。




















































真ん中のサービスランチだけでは目立たないと
思ったら

大きいのぼりでもアピールしていました。
居酒屋の昼メニュ—で500円でのお得感が伝わってきます。













グレードがあると思われるところはあまり派手に
展開しないこともありだと思います。
ただ、その点気をつけながらも写真を入れた
看板ポスターなどを置く手もあるかもしれません。
写真があるとやはり興味を引くと思います。


















雨にも強く発色が美しいバナースタンドも
内容の変更ないのであれば印象的にアピール
することができますね。
これはわからないですが、1万円前後から
作れるようなので、むちゃくちゃ高いものでも
ないです。












お店がどこにあるのかすぐわからないでしたが
(この道の奥だと思います。)
餃子のうまい店というのも興味引きます。


この中の、
この看板がなんとも言えずセンスがいいと感じました。
文字と大きさのメリハリ、絞って書いている事、
写真を必ずいれていることなど
手書きの字体もなんとも言えず、いい雰囲気だしています。
制作者は相当の手練とみました。











何も無いよりは絶対にいいです。











【番外編】ランチPOPではないですが、
とてもいいなと思いました。飲み物はプリントをパウチして
切り抜いています。絵的要素が入って目に入り、耐久性もあります。
タイトルが大きく、吹き出しなどで変化があります。
ちょこちょこっとした親しみやすいキャッチコピー読ませます。
私こういう工夫はほんとうに素晴らしいと思うんです。











ペッパーランチというチェーンですね
夜もランチなんでしょうか?
昼で終わりではないですよね??











喫茶店でゆっくりランチもいいなと思った人には響くと
思いますが、ごちゃごちゃさせないように注意しながら
やはり、写真1〜2個くらいいれたいですね。











すぐ場所がわからなかったですが、
焼肉、昼御飯とイメージの写真で興味もたせています。
言葉も絞っていてパッとみてすぐ内容がわかります。











大きい写真はやはりインパクトがあります。











【番外編】ランチではないですが、写真で店内を想像させていますし、
メリハリがきいていて、スペースやかざり罫線も工夫しています。


裏面も同じように写真が交互に入っていたり、
デザインのセンスがある方だと思います。










こちらからみると写真が多いものの値段等書いてなかったですが


裏にはおすすめのメニュー3つくらい絞って書いてありました。
相場観もわかりますから安心できます。










本日のランチはどんなものかここではわかりませんね。
タイトルの文字は変わっててありかもしれませんが、
小さい長い文章を読ませにくいとは思います。
せっかくなので「地方料理」という特色を少し解説か
イメージさせるものを入れてもらいたいなと思いました。






















メニュー一部隠してしまっていますが、印象には残ります。
だいたい値段帯とどういうものかわかります。
よくみると「昼から飲める」というのもポイントですね。














わかりずらいかもしれませんが、
上の部分のプレートの写真が飛び出しているんです。
とても目を引く形ですし、楽しい気分にもさせてくれます。
全体的にセンスもすごくいいと思いました。
今日見たベスト3にはいれたいランチ看板POPです。
これもアイデアといい、制作者は相当なレベルの方とみました。




































拡大は一つ下ですが、1点だけ推しているのですが、
こういったお店では、ありなのだと思います。
新宿ですからね、1000円〜だったらと思いますよね。














よくみると奥の方にお店があるのですが、
ぽつんとあって
書いてある内容インパクトあって気になります。











写真の大きさに変化を付けている例





















ちょっと配色がうるさいかもしれないですが、
値段の変化付け方とか参考になりました。
色も交互になるように工夫しています。
メニュー名がもっとはっきりわかるといいのかな、
と思いました。























ランチの写真が3つくらいというパターン












とても目立ちます。850円からというのもすぐ目に入ってきます。
写真も大きい物と小さい物とメリハリをつけていますね。
















プロが作った形だと思うんですが、
4つくらいの商品で絞っています。だいたいカレー店は
昼のコースはこんな感じかとも思うんですが、
ナン&ライスおかわり無料のところが
変化ついて目に入る形にしています。














大きな看板で、写真がちょっと入ったりしたら
もっといいかもしれません。
目立つ状況なのでちょっともったいないですね。


















推したいメニュー2つとその他、のパターン。
1、2とか
A,B,C,D…と、番号をふっているのは
実は全体を読みやすくさせています。
テクニックとして覚えておくのもいいと思います。



よく見れば、写真の大きさも位置も統一感あります。
番号も凝った作りをしていますね。
共通する要素の配置などからも、これもプロの作かと。













見本がおいてあったり何のお店かすぐわかるようなところは
簡単なメニューでもいいんだと思います。
雰囲気も大事にしたいお店。センスのいいものであれば写真が
入った物を使う手もあるとも思います。
ランチをアピールしたいのであれば少し惜しいかと。















ちょっと窮屈ですが、
配置と配色でグループ化がなされています。
比較がしやすい形です。










































写真の大きさのルールは
守ってレイアウトしていますよ。
その他、商品名、値段のところとか
ルールが決まっていて、
うるさいとおもわれそうな配色ながら
見やすい形になっていて
プロの作だとは思っています。
ドリンクバー、ごはんみそ汁おかわり自由で
変化をつけて興味を引き、魅力をアップして
最後見た人を一押しする効果を作っています。
















チェーンですが、いつもやっていますが1点の
メニューを目立たせるという手法です。












置ける所は見本をおくという手もありますね。
よりイメージができます。











ここも同じような形ですね。













黄色い色の看板も変わっていて良いかとも思いますが、
文字がすべて同じ調子なので、太さを変えるとか、変化つけるのも
試してみたいですね。メニューの先頭に何か印をつけるとか
もありかもしれません。イラスト書けるなら2つくらい入れると
すごくいいかもしれません。





































人通り多いところでは人を使っても
ありですよね。ネームバリューもありますし。










ここでも見本がおいてあってイメージにつながります。
食品サンプルはかなりコストがかかってしまいますが。

















中央でシンメトリーの形は
高級感を出すのにも役立ちます。
下の方で
シンメトリーを少し崩しているため
親しみやすさにもつながっています。
価格帯や店内の雰囲気グレードから
そのあたりをねらったものと
思われます。





























視線のさきに





女性も好むような配色とイラストにも工夫したPOPです。



値段はその横に別に貼ってありました。























ランチメニュー両サイドに大きさ違うおなじものを配置してます。


大きい方ですが、なんと各メニューは、マジックテープで
取り替えられるようになっていました。アイデア賞!



























価格の記載は小さいですが、鉄板焼きが食べたい気もを
喚起するようなものになってはいますね。












これも関係ないと言えば関係ないのですが、
やはり立て看板は目に入るなというのが一つと
お店側からちょっと離れて置かれた看板というのは
結構読んでもらえるのではないか、とおもいました。



お店の前のは、お店の人を意識してしまうことも
あるように感じるわけです。
店頭のお客さまと中の店員の目があってしまいそうな
展開をしている場合は、店員を意識しなくても
ランチならランチを検討できる位置や向きに
するのも大事かもしれません。
一人で入るようなお店なら特に考えておくと
いいかもしれません。










インパクトのあるメニューのビジュアルをメインに使っています。
























【番外編】これもですが、イラストと興味が引くキャッチコピーの
書き方をしているなと、もう一つ下のものも含めて、
POP書くのが上手い、センスがあると思います。
女性がついよんでしまう書き方をしていると感じます。
















これも少し関係ないですが、ポスターのデザインが
わかりやすくていいなと思ったので。
何で、いつ、なにが、どう?というのが一瞬でわかる形です。
コントラストもはっきりしています。












この店も1点を強調している形です。















ランチメニュー
写真がだいたい同じ大きさで切り方も配置もにているので
見やすく、比べやすい形ですね。









以上、でしたが、
ご参考になりましたでしょうか?
ご覧頂きありがとうございます。




Nasunoデザインワークス
 那須野雄一郎
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